昨年に引き続き、新技術(ICT)勉強会を開催しました。
当日は 株式会社建設システムの土屋常務 を講師に迎え、「普段使いICT」をテーマに2日間行いました。
受講者は当社20名に加え、県や市の工事発注者様、同業他社の皆様にもご参加いただき40名での勉強会となりました。
1日目は新入社員を対象に「測量とは」からのお話。
伊能忠敬、地球一周4万キロ、光速度は30万キロ/s、1mの定義は・・・
そして SiTECH 3D の導入偏として比較的易しい内容でしたが、現場の土木や3次元の経験が浅い新入社員にとっては少々難しく感じたかもしれません。
まずは測量・土木の原理を習得し、その手法として3次元を活用する。
そして、現場での無駄を無くし、土木工事を楽して愉しむことを教わりました。
2日目のプログラムは SiTECH 3D 中級編・上級編、SiTE-Structure 初級編、そして杭ナビの可能性を探りました。
参加者は課題に挑戦し、実際にそれぞれが3次元設計データを作成します。
建設システムのスタッフの皆さんにフォローしていただき、全員で課題に取り組みました。
SiTE-Structure を使って面の作成 ⇒ その面を押し出すことで簡単に3次元モデルの作成が可能に。
杭ナビ実機を用いて小規模工事への対応機能を学び、その可能性を探りました。
この2日間で若手もベテランも土木工事現場におけるICT普段使いについて知識を深めることができました。
また、今回それぞれが習得した知識が各現場でのICT活用のきっかけになり、あとは積極的に活用するか否かは本人次第(企業次第)です。
今後も当社が企画開催する勉強会について社内だけではなく、他社の方々にも参加いただくことで県内の建設業界全体のレベルアップ及び発展に繋げていくことができればと考えます。
土木工事現場における無駄を無くし、毎日の業務・施工管理が愉しくなるようICT普段使いを実践していきましょう。