プログラミング体験教室

2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施に向けて、
日下川新規放水路事業の工事現場の近隣小学校、いの町立 伊野南小学校にて
「ドローンを使ったプログラミング体験教室」を開催しました。

当日は小学校5年生38名を対象に
キャリア教育に関するお話と、
プログラミングが学べる教育用ドローンを使って
児童たちが自ら飛行ルートをプログラミングして競技をおこないました。

 

キャリア教育では、児童たちに建設業とは何かといったお話を
クイズを交えて分かり易くお話しさせていただきました。
土木工事の必要性・重要性を理解し、土木を少しでも身近に感じていただけたと思います。
将来、子供たちが自分の職業を決めていく過程で建設業が選択肢に残ることを期待します。

 

後半は班に分かれてドローンを使ってプログラミング体験。
まず最初に、
近年ドローンが様々な産業において活躍していることと、
建設業においても測量を中心に工事現場でドローンが活躍していることを紹介させていただきました。

次にドローンの操作説明をインストラクターから真剣に聴いて、取り扱い方を学びました。

 

取り扱い方法を習った後はそれぞれが自由に飛ばしてみました。
児童たちは操作方法の習得が素晴らしく早く、
大人が置いて行かれるほどあっという間に自由に飛ばしていました。

 

いよいよ飛行ルートのプログラミングをおこないます。

児童たちはXYZ(縦・横・高さ)の距離を計測し、
角度を測り、ドローンの回転角度を確認し、関門を突破してゴールを目指します。

みんなで知恵を出し合って、話し合って、協力して進めます。

 

成功した班も、失敗した班もみんな頑張りました。
特に失敗した班は、なぜ失敗したかその原因をみんなで探って
次の飛行が成功するようにプログラミングをおこなっていました。

 

今日、家電や自動車など身近なものの多くにコンピュータが内蔵され人々の生活を便利で豊かなものにしています。そして彼らが大人になる頃には、今より更にAIやIOT技術が浸透し、コンピュータなどの情報機器やサービスによってもたらされる情報と上手に付き合って生きていかなければなりません。
今回はコンピュータの仕組みと、コンピュータは人によるプログラミング(命令)によって動くことを学びました。コンピュータに支配されるのではなく、それらはあくまでツールであって、それらを創造力豊かな彼らが上手にコントロールすることで、将来、今の子供たちの活躍の可能性が広がっていくことが期待されます。

また、今回の企画を通して、
彼らが自らの将来の職業を考える際に「建設業」がその選択肢のうちの一つであってくれるように、建設業の魅力をお伝えさせていただきました。

今後もこのような企画を継続して行っていきたいと思います。

伊野南小学校のみなさん、ありがとうございました。

 

建通新聞(2019/12/18)
読売新聞(2020/1/8)

 

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【協力】株式会社三和工務店(静岡県富士市)

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